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当社は、九州電力株式会社と共同で、少量の試料で材料劣化評価のクリープ試験が実施できる、世界最小・最軽量の『スモールパンチクリープ試験装置』を開発しました。
火力発電設備の高温高圧機器装置に使用される耐熱部材の余寿命評価は非破壊試験と、破壊試験があり、現状の破壊試験は配管の一部を切り出して、直径6mm等の棒状試験片を作製し、試験に用いるため試験片採取による設備への影響が大きくなります。
本装置は、設備への影響を最小限にするため、試料の変形測定や温度測定の精度を図り、配管から試験片を漉き取り、微小試験片(直径8mm、厚さ0.5mm 円盤型試験片)に加工し余寿命評価を行えるよう開発したものです。
この開発が大きく評価され、平成23年3月17日、社団法人 日本機械学会 九州支部から日本機械学会九州支部賞を受賞するとともに、平成23年5月23日には、社団法人 火力原子力発電技術協会 九州支部から苅田記念賞を相次いで受賞しました。
スモールパンチクリープ試験装置の概要
スモールパンチクリープ試験は、微小試験の一種であり,1円玉より小さい試験片によりクリープ特性を得るものです。本装置を使用して高経年化火力発電所のボイラ設備などの実機部材の表面から得られる少量の試料で材料劣化評価のクリープ試験が実施できます。
また、装置本体は従来の装置と比較してサイズが約1/10、重量が約1/5と世界最小・最軽量を誇っています。
[装置構造]
負荷方式はレバー式(重錘で負荷しレバーにて倍力する方法)であります。
試験片はチャンバー内に納められ、チャンバー内はArガス雰囲気になっています。
変位計は負荷シャフトに2対取り付け、測定精度を上げています。
[従来の試験片との比較]
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| 従来の試験片との比較 | スモールパンチクリープ試験片(φ8×0.5t) |
[装置の特徴]
(1) コンパクトで卓上サイズ
(2) 精度の高い余寿命評価に貢献
(3) 試験片が極めて小さい
(4) 採取エリアがミニマイズ
(5) 採取痕の補修の必要性が低い
[スモールパンチクリープ試験]
小型スモールパンチクリープ試験装置によるクリープ試験では、破断時間、クリープカーブ、
クリープ速度が得られます。
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| クリープカーブ例 | クリープ速度カーブ例 |





