February 16, 2016 NEW TECH

熱のみで非機械的に水素昇圧する技術を確立しました

 昨今、自動車会社各社から燃料電池自動車(FCV)が市販開始され、水素エネルギー社会到来への期待が高まっております。一方、FCVの一般普及にはいまだ数多くの課題が存在しており、水素ステーションの普及もその一つです。

 水素ステーションの普及を阻害するものとして、建設費や構成機器コストが挙げられます。従来の水素ステーションは、水素の昇圧時に機械的な駆動部分を必要としたため、安全面で不安があり、機器のメンテナンスにも高いコストがかかっていました。

 当社は広島大学と協力し、水素吸蔵合金を組み合わせ、熱力学的に水素を高圧域(80MPa以上)まで昇圧する技術を確立しました。今回確立した技術により、「熱のみ」で「非機械的に」水素が昇圧できる可能性が示され、安全面・コスト面に優れた水素ステーションの実現が期待されます。

 本技術について、2月4日に広島大学プレスリリースで発信され、電気新聞(2月16日付4面)にも取り上げられました。

〔謝辞〕本研究成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「平成27年度新エネルギーベンチャー技術革新事業」の成果として得られたものです。

【広島大学プレスリリース2月4日号】 【電気新聞(2月16日付4面)】
広島大学プレスリリース2月4日号 電気新聞2月16日号
電気新聞2月16日号
PAGE TOP